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« 舞美人の美川酒造場はオンリーワンのお酒を醸しています | トップページ | 福井県の小さな蔵は個性豊かでした。 »

2017年4月19日 (水)

結城酒造のお花見の会でちょっとだけの蔵見学

結城酒造のお酒の結を本格的の飲んだのは、昨年の夏、横浜の鳥みきで結城酒造の蔵元を囲む会に出席して飲んだのが初めてです。その時飲んだ雄町の結が気に入り、その後は目白の田中屋で結シリーズは全部購入しているので、我が家には今5本くらいあるのではないかな。蔵の歴史や美智子さんが杜氏となったいきさつや飲んだお酒について下記のブログにまとめてありますので、良かったら見てください。
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-5c1d.html 

その鳥みきの会でご一緒した日本酒カレンダーの作者の浜田さんから、4月に結城酒造の蔵でお花見の会があるので参加しませんかとお誘いを受けて実現したものです。このお花見の会では蔵見学はしていませんが、個人的に昌明さんの許可を得て、ちょっとだけ蔵の内部を見ることができましたので、後でご紹介します。 

お花見はどうやって行われているのでしょうか。花見と蔵見学ツアーという催しは聞いたことがありますが、蔵の中でお花見をするのはあまり聞いたことがありません。初めての参加でしたので、全く想定ができず、蔵の中のお庭に大きな桜があって、その周りで花見をするのかなと思っていましたら、全く違いました。お隣のお寺に咲いた桜を借景に蔵の外で花見をするのです。 

ちょっと写真を見てください。花見をしている場所から蔵の母屋を見ているところです。蔵の右側に大きな桜がちょっと見えるでしょう。 

Dsc_0722  

僕の友人の西田さんが撮った写真がわかり易いのお借りします。煙突の奥に大きな桜並木が見えるでしょう。これがお寺の桜です。手前の緑のタンクの奥がお花見会場です。 

17991787_1397145227032894_739413421  

会場からは桜並木を見るとこんな風景になります。奥にお寺さんらしきものが見えますね。 

Dsc_0724  

お寺と会場の間は駐車場になっていて障害物がないので、お寺の桜が借景となっているのです。ちょっと距離があるけど花びらも飛んできてなかなかのものでした。 

どうしてこんなことができるのでしょうか。それを知るためにはちょっと蔵の歴史を知る必要がありそうです。結城酒造は近江商人の近江屋久右衛門1594年に創業したと言われています。今から400年以上前のことで、現在の社長の浦里和明さんは37代目だというからとても古い蔵ですが、今の場所ではなかったようです。1850年に火災を起こしたのをきっかけに江戸時代の安政年間(1854~59年)に現在の場所に今使用している安政蔵が建設されたようです。それより以前の蔵も今の駐車場の所にあったようで使用していなかったので、最近になってそれを売り払ったために広々とした駐車場ができ、お寺のさくらを借景とすることができるようになったそうです。 

それをちょっと地図で確認してみましょうか。下の写真を見てください。花見会場が判るようにしてあります。土地の権利のことはわかりませんが、もともと駐車場を含めて広い土地を有していたのでしょうね。 

Photo_2 

まず蔵の入り口を紹介します。母屋の前にこんな立派なもんがあるだけで、蔵の歴史を感じますね 

Dsc_0719  

門の入り口に登録有形文化財と書いてありました。対象は安政蔵とその後からできた新蔵とレンガ造りの煙突だそうです。 

Dsc_0720_2  

門を入ると左側に蔵の中心部が見えます。古いけど造りがしっかりしています。 

Dsc_0731  

左側にはお庭がありました。たぶん浦里さんのお住まいのようです。素敵な雰囲気ですね。 

Dsc_0730  

真っすぐ行くと広い土間があって、受付がありその奥がお花見会場になっていました。 

Dsc_0733  

会場は蔵の奥に簡単なテーブルといすが置かれていて、約100名ほど座れる状況でした。各人は持ってきたお酒や食べ物のほかに、蔵から出されるお酒やつまみを食べながらの大宴会です。 

Dsc_0741_2  

開会は浦里昌明さんと美智子さんのご挨拶から始まり、夕方まで行われたものと思われます。僕は用事がありましたので3時には失礼しましたが、帰る間際にちょっとだけ蔵を美智子さんに案内していただきましたので、紹介しましょう。 

<原料処理関係> 

ここがお米の洗米と浸漬をする場所です。いろいろなものが見えますが、新しい洗米機らしいものが見えました。 

Dsc_0736_2  

洗米機と言えば最近ウッドソンが多いですが、なにやらそれより高級そうですね。よく見ると吉崎特殊工機と書いてありました。中々よさそうな装置です。 

Dsc_0746  

<甑> 

割りと小ぶりの和釜が2台ありました。放冷機が見えませんが甑倒しが終わっているので、どこかにしまってるのでしょう。奥の扉の中が仕込み室のようです。 

Dsc_0726  

<仕込み室> 

この蔵には酒母室はないので、ここで酒母を作るそうです。手前古いタンクがありましたが、これは仕込み水を冷却して5℃以下にする水タンクだそうです。この水で洗米をするそうです。 

Dsc_0755  

<麹室> 

奥の扉は麹室ですが、中は1室で、引き込み口と出麹口が同じなので、とても苦労するそうです。ここは改善したいとおっしゃっていました。 

Dsc_0759  

<仕込みタンク> 

結の本醸造の醪がありました。結の酵母はすべてM310だそうです。 贅沢ですね。

Dsc_0756  

<斗瓶取用仕込みタンク> 

袋搾りのタンクで、斗瓶が置いてありますね。 

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<搾り機と瓶詰め> 

搾り機は薮田ではなく少し小型の昭和製作所の搾り機で、手前にあるのは直汲み瓶詰機だと思います。 

Dsc_0758_2  

この蔵は特に新しいものは置いていませんが、古いけど活力を感じられるように思えました。去年の生産量は200石だったそうですが今年は250石まで生産量が上がったそうです。昌明さんの夢は500石まで生産量を上げたいそうですが、そのためには効率アップの仕掛けがいりますね。僕には麹室がネックになるような気がします。今後どのようにしていくのか楽しみです。 

最後にこの蔵の結のお酒に興味ある方のために蔵に並んでいる結シリーズの写真を撮りました。結シリーズはラベルの色でお酒の種類が判るのはうれしいですね。

 

Dsc_0729 

お酒の種類は左から下記のようになりますが、生酒がと火入れがあると思うので、生酒かどうかは買うときにチェックしたほうがいいです。僕は生酒の直汲みがおすすめかな。

1.山田錦 純米吟醸酒 50%精米
2.びぜんおまち 純米吟醸酒 50%精米
3.あかいわさんおまち 特別純米酒 60%精米
4.まっしぐら 純米吟醸酒 45%精米
5.夏吟風 北海道産純米吟醸 50%精米
6.きたしずく 特別純米酒 60%精米
7.特別本醸造 まっしぐら 55%精米
 

以上でお花見の様子と糠の紹介を終わります。これからもいいお酒を造り続けて下さい。

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