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« 新世代栃木の酒の会で見つけた蔵とお酒 | トップページ | 巌の高井幹人専務は心の熱い人ですね »

2014年5月 1日 (木)

小左衛門 酒の会に参加して

練馬の蕎麦屋のそば法師人(ほうしと)小左衛門のお酒を飲む会が開かれましたので、参加してきました。このお店の娘さんの綱島薫さんが利き酒師で、色々なお酒の会の企画をされていて、その一つとしてひらかれたものです。

綱島薫さんとの出会いは、僕が良くお酒を買いに行く練馬の「うえも」酒店で、店長の上田さんから紹介されたのが初めてです。その後FACEBOOK友達となり、綱島さんが企画する日本酒の会の案内を見るようになったのですが、なかなか都合が合わなく参加できずにいました。今回薫さんからそば法師人で小左衛門のお酒の会をやるからどうですかとのお誘いがあり、実現したものです。

薫さんとはもう一つの縁があります。それは薫さんが2011年10月から約2年間岐阜の瑞浪市の小左衛門の中島醸造に勤務していたことがあるのですが、僕も2011年の1月に中島醸造の蔵を訪問したことがあります。でもそこでお会いしたことはなかったのですが、僕が時々参加する岐阜県のお酒の会で、中島醸造の蔵の方とお会いして薫さんのことをお話しすると、皆さんが薫さんは素晴らしい人で薫さんによろしくと言って、盛り上がるというだけです。

その蔵を訪問した時の記事は下記のURLをご覧ください。
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-d2c0.html

薫さんは語学が堪能で、英語と中国語がお得意ですから、外国向けのお酒の販売に熱心な中島醸造にとって、うってつけだったのだと思います。でもご主人の転勤の都合で中島醸造を辞めなくてはいけなくなったのですが、元来お酒好きで利き酒師の資格を取った女にとって、お酒の会を企画をすることは、当然の成り行きだったのかもしれません。

そば法師人のお店は練馬の豊玉中にあるのですが、一番近い練馬駅には歩いて15分以上かかるところにあるので、僕にとっては行きにくい場所にあります。その日は自分の家、豊島区千川から歩いてみましたが、40分くらいでついてしまいました。今はスマートフォンを使えば自分の歩いているを正確に知ることができますので、迷わず行くことができました。便利な世界ですね・・・・

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ここが蕎麦屋の入り口です。普通の住宅の入り口という感じです。中はお座敷とテーブルだけのシンプルな造りでした。

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座っておられる方が、中島醸造の営業マンで今日のお酒の説明をしていただける岩井隆さんです。まだ27歳の若いお方でしたが、お酒の説明はしっかりとされていました

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中島醸造は瑞浪市にある314年の歴史を持つ蔵ですが、中軟水の仕込み水で作るお酒は柔らかく、上品な味が特徴だそうです。今日の酒の会はお米違いの味をわかってもらいための7種類のお酒を用意したそうです。

早速飲んだお酒を紹介します。

1.純米大吟醸 愛山 40% 生 直汲み 23BY

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このお酒は中島醸造では最高級のお酒として販売しているもので、直汲みの生酒で2年間-8度の冷蔵庫で熟成したお酒です。この蔵の直汲みは薮田から出たお酒を空気に触れくことなく直接瓶詰めする本物の直汲みのお酒です。ですから全国で100本くらいしかない貴重なお酒だそうです。

氷温熟成なので、2年間熟成していても、綺麗な香りは残っていて、口に含むと上あごの方にすうと広がっていき、香りが鼻に抜けていきます。優しい甘みと軽い酸味のバランスが素敵なお酒でした。

でも愛山のお酒らしさが少なかったので、どうしてかなと思いましたが、思い出しました。今回は岩井さんから説明がなかったのですが、確か麹米が山田錦で、掛け米が愛山のお酒でしたよね。

流石に直汲み独特のシワシワ感は少なくなっているように思えました。温度が上がるととろっとした感じになってきますが、すこし冷やした方が良いかな。

2.純米大吟醸 赤磐雄町47% 生 薄濁り

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今回は雄町のお酒が3種類でましたが、その1本のお酒で岡山県の赤磐市で栽培された雄町を使った純米吟醸の薄濁りです。赤磐市の田圃は砂でできていて、そこに根を張って育ったお米なので、独特の味わいのお酒になるそうです。

飲んでみるとこのお酒も香りがたつけれど、口に含んだ時に出る旨みが口のゆっくり奥の方に広がっていき、後味の余韻が伸びていく味わいでした。この余韻が雄町らしさなのだと思います。

雄町は割れやすく精米しにくいだけでなく、溶けやすいお米なので、造り手によって味が大きく違ってくるようで、この蔵の雄町のお酒はガツンとくる味ではなく、優しさのある雄町だと思いました。

3.純米吟醸 13号 山田錦60% 生

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兵庫県の山田錦60%精米の純米吟醸です。13号と書いてあるのは、仕込みタンクの番号ですので、僕らにとってはあまり意味のない数字です。

飲んでみると旨みがきれいで、なおかつ口の中での広がりもきれいで、余韻が短くすっと消えていくお酒でした。飲みやすく素直な味で、優等生のお酒になるのかな。

この辺りで気がついたのですが、今日飲んだお酒は香りの系統が似ている気がしましたので、岩井さんに聞いたら、今日のお酒はすべて1801系酵母だそうです。お米の味の差を出すためにわざと同じ酵母を選んだそうです。

4.純米吟醸 備前雄町 55% 生

Dsc_0286この雄町は備前雄町と言われるものですが、雄町は元々江戸時代に備前高島村雄町で 岸本甚造さんが見つけて開発したお米で、そのために町の名前を取って雄町米と言われるようになったお米です。
ですから岡山県で取れるお米を備前雄町と呼ぶようなので、このお米が何処で取れた雄町なのかはわかりません。
飲んでみると柔らかい旨みがあってするっと入る酒で、上品さはあるものの、残り味にザワザワとした感じが残ります。2番の様な綺麗な余韻とは言えないけど、優しい雄町だとは言えるでしょう。

5.純米吟醸 山田錦 60% 生

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このお酒は同じ山田錦でも山田錦の本流といわれている山田勢三郎さんの子孫の山田正壽さんつくる山田錦です。たまたま縁があって山田正壽さんのお米を毎年買うようになったそうです。

飲んでみるととろっとした旨みがあり、口に含んだ時には直ぐには感じないのですが、奥の方に旨みが広がるバランスのお酒でした。これは僕の好きなタイプのお酒なので、岩井さんに酵母は違うのではと聞いたら、1801号のはずですが、これだけ9号酵母を使った可能性はあるとのことでしたが、良くわかりません。

僕にとっては一番好みのお酒だったかな

6.純米吟醸 備前雄町55% 生 手柄杓汲み

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6番と7番のお酒はちょっと変わったお酒です。名古屋にある酒屋さんで自分自身が絵描きで、自分で発注したお酒に自分で造ったラベルを張って出しているプライベートブランドのようです。

このお酒を購入するときは朝早くから大勢で蔵に来て手柄杓で瓶に詰めて持って帰るそうです。

普通のお酒は少し寝かせて飲むとおいしいのですが、このお酒は直ぐ飲んだ方がおいしくなるように造ったお酒だそうです。岩井さんにこっそりその方法を聞いたのですが、通常は麹は突破精でやるのを総破精でやるそうです。なるほどね・・・・・

飲んでみるとパッと甘みを感じるお酒で、ちょっと雑味を多く感じるので、少し飲み飽きしてしまうね。

7.特別純米 美山錦55% 生 手柄杓汲み

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このお酒は6番と同じ目的で造ったものですが、お米は長野県飯島の美山錦55%精米です。6番も7番も酵母は1801系だそうです。

旨みは強くはないけど、美山錦にしては味が良く出ていると思いました。飲んだバランスとしてはふらっと気味ですが、酸度が2.0もあるのに酸味は感じません。それは最初に来る甘みのせいかもしれませんね。
でも美山錦としてはなかなか良いのお酒だと思います。

これで飲んだお酒の感想は終わりますが、小左衛門は造りが上手いと思いました。どれを飲んでもそれなりの味を感じさせる腕があるなという感じでした・・・・

僕の好みとしては今流の1801酵母でなく色々な酵母のお酒を飲みたかったです。

最後に岩井さんと綱島薫さんのツーショットをお見せします

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薫さん 素晴らしいお酒の企画をしていただき、ありがとうございました。最後に一言、最初にお猪口半分の量で試飲をしたのですが、僕の様な素人はこのお量では味が良くわからないので、せめて「ぐい飲み」くらいでやりたい気がしました。

それから蔵の人によるお酒の説明と、飲んでいるお酒のタイミングが合わないのがちょっと残念でしたが、とても良い雰囲気で行われたのは、やはり薫さんの気配りのおかげだと思います。同席の人と楽しくできました。僕のおしゃべりが多すぎた気はしますが・・・・・

最後の最後にお料理をお見せします。

付け出し             かもねぎ焼き
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若竹煮               天ぷらとおそば
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どのお料理もおいしかったですが、最後のおそばは香りがあって僕の好きなおそばでした。

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