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2014年4月28日 (月)

新世代栃木の酒の会で見つけた蔵とお酒

新世代栃木の酒の会は今年も北千住のシアター1010で開催されました。最近は県の酒造組合の主催の試飲会が色々なところで行われていますが、通常一般のお客様対象の会と、酒販店・飲食店の会とははっきり分かれていています。この会は酒販店・飲食店用時間の中でネット関係発信者用の時間を設けているのが特徴です。このような企画になったのは何時からかは良くはわかりませんが、会の場所が王子から北千住に移った時からのようです。

この会に初めて参加したのは2009年の王子で行われた時でした。その時は僕もちょっと若かったから、ずうずうしく酒販店や飲食店むけの業者対応の時間に参加して、気合を入れてブログを書いた覚えがあります。新世代栃木の酒2009と検索すると僕のブログが一番に出てきます。でも運営側は業者扱いはまずいといういうことで、ネット関係発信者という枠を作ってくれたのかもしれません。ブロガ―としてはゆっくり取材をしたいので、とてもありがたい企画です。他の県の会でもそのようにしてくれると良いけど・・・・・

千住に移ってからは、この枠があるのに気がつかずに、2012年、2013年と一般の部で参加してきました。でも混んでいるのでなかなか取材ができずに、ブログを書くのをやめてしまいました。今年はこの枠があるのに気がついたので、今回は取材を目的で15:30から参加しました。お陰でゆっくりまわることができたけど、1時間では半分の蔵しか回れませんでした。というわけで、今回は2019で紹介した蔵は省略する形で、まとめることにしました。ですから新世代栃木の会2009の記事は下記のURLをご覧ください。

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/2009-0c61.html

入り口の手前にこの会の案内が設けられていいました。一部の後半の1時間がネット関係発信者の時間帯になっています。その後日本酒セミナーは山本洋子さんの講演会でした。その後に6時半から一般向けの試飲会となっています。

勿論すべてに参加しましたが、流石に最後の試飲会は力尽きて、ブログにはまとめきれませんでした。この分は来年またネット関係時間に来て取材することにしました。

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講演を聞いた後、山本洋子さんの本を購入してサインをしてもらったので、最初にその写真をお見せします。ちょっと茶目な雰囲気が良いですね。一般の会でお会いした時にたくちゃんと言われて、嬉しくなったのが思い出されます。

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入口に入ると、1番の十一正宗から27番のとちあかねまで、本日出展している27蔵のお酒がズラリの並んでいました。

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これだけのお酒を飲むのは大変です。全体の配置を見て2009年の時に書かなかった蔵が後ろの番号に多かったので、そちらから廻ることにしました。

1.とちあかね 白相酒造

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この蔵の蔵元である白相淑久さんは長年栃木県の酒造組合の役員をされていて、栃木県に若手の蔵を台頭させるような環境を作った人と聞いています。ですから自分の蔵もいち早く社員杜氏を導入したそうです。

写真の方は白相(しらそう)酒造の杜氏の大橋正典山です。2004年に東京農大の醸造学部を卒業されて、10年この仕事をしているそうです。

この蔵は花酵母と焼酎の製造で名をはせていますが、この日飲んだお酒で気に入ったのは、とちあかね 本醸造生でした。酵母は花酵母なでしこで、お米は全量あさひの夢です。口に含んだ時に綺麗に旨みが膨らんでくれて、後味も良かったです。

これが1升1900円で買えるのなら文句なしですが、他のお酒は少し物足りなかった気がします。参考出品のとちあかね80%はあさひの夢80%精米の花酵母つるばらの純米酒ですが、他のお酒とはちょっと違った味わいで面白い酒でした。いろいろチャレンジすることは良いですよね

2.若盛門外不出 西堀酒造

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西堀酒造は小山市にある蔵で、この地は近江商人が移り住んで、酒造りを始めた地のようです。蔵元の西堀和男さんは滋賀にご両親がおられるような環境だそうです。ですから創業当時は滋賀県に関係した名前のお酒を作っていたようですが、昭和32年に若盛という銘柄を立ち上げ、平成5年に純米酒をベースにした県内向けのお酒として門外不出という銘柄ができたようです。

地元のお米を使うようにしているそうですが、滋賀県産のお米も多く使っています。今回出品された大吟醸が日本晴れ、純米吟醸が美山錦と短稈渡船とも滋賀県産のようです。大吟醸はちょっと甘め、短稈渡船は甘みは抑えられているが、米の旨みは良くでいました。美山錦は含み香がちょっと違う味になりました。僕は短稈渡船が好みかな。右の方が持っているお酒です。

3.池錦 池錦酒造

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この蔵は大田原市にある蔵で、写真の方は蔵元の4代目仙之丞の池嶋英哲さんです。創始者の仙之丞さんは越後杜氏として働いていたのですが、明治40年に独立してこの地に蔵を持ったそうです。

元杜氏だけに主人は蔵に入るべしとという家訓があるそうで、今も守っているそうです。

僕が気に入ったお酒は純米吟醸原酒 4代目仙之丞です。麹米が山田錦40%、掛け米が美山錦55%で、酵母は栃木県酵母T-S/T-Fだそうです。

この酒は良いですね。最初に旨みがすうと立ち上がり、その後綺麗に消えていくバランスです。去年の県の知事賞を取ったお酒だそうです。4合瓶が2000円程度らしいので、お買い得かもしれません。でも去年の知事賞のお酒を飲んだら、加水してあったので全く違うお酒になったいました。加水すると全然違う味になってしまいますね。

4.旭興 渡邉酒造

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この蔵は大田原市にある蔵で、歴史もあり、全国品評会で素晴らしい成績を収めているそうですが、東京ではなかなか飲む機会の少ない蔵ですね。

写真の方は杜氏の石井浩さんです。他の蔵から来られて今5年たったそうです。

持ったいただいたのは「たまか」シリーズの生酛のお酒です。右手に持っていただいたのが生酛純米吟醸山田錦50%精米で6号酵母のお酒です。なかなか生酛にしては酸味が少なく、柔らかくでいいお酒でした。

左手のお酒は特別純米五百万石55%、栃木県酵母T-NDのお酒です。切れがいいけど滑らかなお酒でした。

写真はないですが、純米吟醸無加圧生酒で、酵母が協会6号、7号、9号、14号、18号を使ったお酒を飲みました。色々な酵母のお酒をブレンドしたようですが、色々な味わいを楽しめる大吟醸です。こんなチャレンジをする蔵なのですね。なかなか面白い蔵です。将来が楽しみだと思います。

蔵のホームページがないのが残念です。

5.雄東正宗 杉田酒造

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この蔵は栃木県小山市にある蔵です。明治時代の初期に新潟県から移り住んで創業したそうで、大変地下水が豊富な土地のようです。杜氏は南部杜氏で古くから頑張っている70歳の方で、全量佐瀬式の槽搾りだそうです。

写真方は専務取締役の杉田泰教さんです。持ったいただいたのは右手のお酒は雄東正宗の純米吟醸雄町で、左手のお酒は発光路強力純米吟醸中取り生原酒です。

ここのブランドは下記の写真のように色々ありますが、雄東正宗と発光路強力が注目の的でしょう。

雄東正宗は当初は優等正宗だったそうですが、栃木県の鑑評会で連続賞を取った時に関東の雄という意味で名前を変えたそうです。

発光路強力(ほうっこうじごうりき)は鳥取県の強力米を種もみをもらって、地元の発光路で栽培して長年努力した結果酒米として使えるようにしたそうです。でも生産量は少なく、今年は60俵しか取れなかった貴重なお酒です。

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雄東正宗の純米吟醸雄町の生原酒は素晴らしいお酒でした。口に含むと雄町らしい膨らみを持って奥の方にスウート伸びを感じるお酒でした。火入れも飲みましたが、生原酒の方が良いですね。

この蔵は普通酒から大吟醸まですべて槽搾りなので、その良さが出るように工夫しているそうです、ですから薮田で絞ったら違うお酒になるそうです。そんなんですか。この蔵の実力は大したものです。是非味わってもらいたいね。

6.北冠 北関酒造

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この蔵は栃木市にある蔵で、江戸時代から酒造業をやっていた3つの蔵元が昭和48年に合併してできた蔵です。以前は3万石もあったようですが、今でも7000石以上ある栃木県では一番大きな蔵です。

写真の方は下野杜氏の上吉原正人さんです。お酒のブランド名は北冠ですが、その名前は征夷大将軍の坂上田村麻呂が戦勝祈願のため冠を当地に埋めたという言われから付いたそうです。

上吉原さんに持っていただいたお酒は、この蔵の越後杜氏の山﨑忠一さんの名前がついたお酒です。このお酒は地元米75%精米の普通酒ですが、独特の香りのするけど味のバランスの良いお酒でした。

この蔵は大きいだけあって、変なお酒はないけど、僕にはちょっと個性が足りないように思えました。

7.朝日栄 相良酒造

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相良酒造は岩舟町にある蔵ですが、創業は1831年ととても歴史のある蔵です。お写真の方は相良酒造の社長で8代目当主の相良洋行さんです。とても優しそうなお方ですね。この蔵は昔から代々越後杜氏の方が来て酒造りをしてきましたが、2000年を期に自ら杜氏となり、本当の意味での地酒を作るようになったそうです。洋行さんは明治大学の法学部を卒業された方なので、酒造りの専門家ではないけど越後杜氏の流儀を踏襲して、自分で切り開いたそうですから、大変だったでしょうね。

お隣のかわいい女性は娘さんの沙奈恵さんで、今は杜氏を目指しているそうです。これには大変な事情があったのです

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写真の車いすに乗っておる方は、息子さんの明徳さんです。明徳さんは蔵の跡取りを目指して、東京農大を卒業して蔵に入ったその年に交通事故にあい、頸椎を損傷し車いす生活になってしまったそうです。

沙奈恵さんはお兄さんの手助けをすることを決意して、平成19年に東京農大の醸造学科に入学し、卒業後群馬県の蔵で修業して去年の春に相良酒造に入社したそうです。

今年の1月にタンク1本を任され、朝日栄の特別純米酒を作ったそうで、そのお酒を持っていただきました。

明徳さんは酒造りには直接手を出すことはできないけど、一所懸命サポートをしているそうです。この嬉しそうなお顔が今の気持ちを表していますね。持っていただいたお酒が吟醸酒「ありがとう」なのはこのお蔵に流れる感謝の気持ちだそうです。

こんなお話を聞いているうちにお酒の味わいは忘れてしまいました。でもこういう蔵は応援したいですね。

以上で今回の栃木の蔵とお酒の紹介は終わりますが、栃木にはまだまだいろいろな蔵があるので、来年はまた違う蔵の紹介をするつもりです。

最後にお弁当が毎年どう変わってきたかを比較してみましょうか。2014年と2013年はほとんど同じで、2010年は少し違いますね・・・・・

2014年

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2013年

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2010年

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