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2014年4月13日 (日)

新潟の3大杜氏との出会い in酒の陣

今年も新潟酒の陣に行ってきました。2009年から毎年(東日本大震災の年は中止になりましたが)参加で、今回で5回目になります。今年は初めて土曜日の午後からの参加をして、日曜日は朝一番から入るやり方で行いました。土曜日は朱鷺メッセいの建物の外に何百メートルも並ぶほどの混雑で、入場するのに1時間以上かかる始末でした。この状況については僕のFACEBOOK(takumiで検索してください)に書きましたので、興味があればご覧いただければと思います。

今回初めて知ったのですが、会場の片隅で新潟杜氏のコーナーがあって、新潟杜氏の大御所とお話しできるところがあったのです。このコーナーは比較的空いていてゆっくりと杜氏とお話しできたので、とても有意義でした。今回のブログでは3人の杜氏とお話しした内容を主体にまとめてみたいと思います。

1.平野保夫杜氏 越の誉醸造元原酒造

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平野さんは越後杜氏の大御所で、日本酒杜氏組合連合会の副会長、新潟酒造技術研究会の会長をしているほどの人で、平成18年に「にいがたの名工」に認定されています。平野さんは原酒造に入って酒一筋に50年酒造りをされていて、現在70歳ですから、僕と同じ昭和18年生まれです。

持っていただいているお酒は越の誉の1升1760円の普通酒です。飲んでみると飲んだ後にじんわりと旨みが膨らんできて、後味が綺麗で何も残らないとお酒で、香りはあまりないけど、とてもコストパフォーマンスの良いお酒でした。このお酒でこの値段なら文句の言う人はいないと思います。

平野さんは普通酒が美味しくない蔵は本物でないと心をこめて作っているそうで、酒造りで最も重要なのは麹造りだと言われていました。でも遊び心を持たないと良い酒は造れないというモットーを持っているそうです。確かにそうしないと進歩はあり得ないのかもしれません。

最後に名刺交換をしたのですが、名刺の裏に平野さん作詞の唄が書かれていました。題は「酒屋もん・・・・俺を信じて」という酒造りの唄です。今度唄っている声を聞かせてください。これも遊び心の一つなのでしょうね

名刺には製造部長と書いてあって杜氏とは書いてありません。原酒造は昭和40年から社員制度ができていて、年間通して酒造りに関するお仕事をしているそうです。

2.南雲重光杜氏 八海山醸造元八海醸造

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南雲さんは八海醸造の杜氏さんで昭和26年生まれ、63歳で42年間酒造りを続けてきたそうです。鋭い人ならわかるかもしれませんが、南雲さんは高校を卒業してすぐ蔵に入ったわけではありません。南雲さんは農家の生まれで、高校卒業後は三重県の鈴鹿の本田の工場に出稼ぎ行っていたそうです。しかし、誘われるまま出稼ぎをやめて21歳の時の冬場だけ酒造りを始めたそうです。

その当時は杜氏集団の中で酒造りをしていたので、大変徒弟制度の厳しい集団の中での酒造りなので、大変つらい思いをしたそうで、春に酒造りが終わるとほっとして、もう酒造りなんかやるもんかと思うのですが、秋の稲刈りが終わると自然と足が蔵に向いてしまったそうです。そしていつの間にか酒造りが生きがいになっていったそうです。

杜氏制度の中では麹造りをする麹屋、酒母を担当するもと屋、蒸米を担当する釜屋、搾りを担当する船頭なとという役割があり、一番の親分が杜氏でそのサポート役が頭というわけです。この杜氏組織がそのまま会社の中に取り込まれそれぞれを担当する技能者集団に変わってきているそうで、南部さんは今は取締役製造部長です。でも昔の苦労をよ知っておられる方でした。

南部さんが持っておれれるお酒は八海山のしぼりたて生原酒、青ラベルで、山田錦と五百万石60%精米のアル添のお酒’(酵母は協会7号)で、南部さんは普通酒ですと言っておられました。このお酒は10月から3月まで作られているお酒ですが、東京では飲んだことがありませんでした。

口に含むと原酒らしいとろっとした旨みのあるお酒で、通常の八海山とは全く違うお酒でした。八海山にこんなお酒があるとは驚きでした。通常の八海さんはアルコール度数が15-16%で、このお酒は19%もあります。まいったな・・・・

八海山の生原酒には赤ラベルがありますが、これは山田錦、五百万石50%精米の純米吟醸で、12月だけに作られる限定酒だそうで、なかなか手に入らないようです。

最後に八海山の法被をを着てツーショットを撮りました。何か僕はどこかのおじいちゃんのようですね。

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3.平田正行杜氏 妙高山醸造元 妙高酒造

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平田さんは平成25年生まれの63歳で45年間酒造りをしてきたそうです。新潟の農家の二男として生まれ、国税庁の醸造試験所を経て妙高酒造の製造部に入社し、38歳の若さで杜氏になられ、数々の受賞歴をお持ちで、全国新酒鑑評会の金賞は11回も受賞しています。平成21年には「にいがた名工」、平成22年には全国技能士連合会のマイスターに認定されており、ダブル認定を受けた杜氏は新潟では初の人だそうです。

その平田さんにお酒造りの秘訣を聞きました。お酒造りはすべての工程が大切で、どれが一番重要かは言えないそうです。まずはどんな酒質のお酒を作りたいかというイメージをはっきり持つことが大切で、それによりお米の選定、麹の造り方、酵母の選び方を決めるそうです。

酒造りの工程の中で最近重要視しているのは貯蔵だそうです。絞ったばかりの生のお酒を瓶に詰めて火入れをするのですが、生酒を貯蔵する期間は短い方が良いのですが、色々な設備の関係上ある程度の期間を見る必要があるので、生酒の貯蔵は-7度のサーマルタンクを使うそうです。こんな所への気配りが良いお酒を作れる秘訣なのでしょうね。

これで3人の名杜氏のご紹介は終わりますが、お陰さまで楽しいひと時を過ごすことができました。

土曜の夜は新潟駅前の土筆で美味しいお料理とお酒を堪能しました。ここで飲んだお酒は凄いのもばかりで、このお酒とお料理合わせて1万円は納得と言ったところです。このお店で真稜の逸見酒造の方々とご一緒しましたので、記念撮影をしました

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この店で飲んだ驚きのお酒を写真でお見せします。お酒の印象は忘れてしまいましたので、ご勘弁を。

越の梅里 純米大吟醸        真稜 山廃純米大吟醸
無ろ過生原酒              生酒

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きりんざん しぼりだて生     君の井 山廃仕込純米吟醸
ぽたりぽたり                 蔵秘伝

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君の井 大吟醸            真稜 純米大吟醸
創業170周年記念          生酒 越淡麗

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青木酒造の金賞受賞酒 牧之(ぼくし) 
2011年のお酒です。

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これだけのお酒はなかなか飲めるものではありません。最後に新潟酒の陣で購入したお酒の写真をお見せします。

君の井 山廃純米大吟醸      嘉山 純米吟醸 越淡麗

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梅の梅里 純米大吟醸生      鮎正宗 純米原酒

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笹祝 大吟醸 2年低温熟成   美の川 越の雄町 大吟醸

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こんなに買ってしまいました、重かったよ!!

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コメント

はじめまして、
あなたのブログを拝見しています、
私は、この写真をみて
びっくりしました、
同じ時間に同じ店にいたなんて
となりで飲んでいた3人組みです、
この写真は
女性が取った写真ですか?
尾畑酒造の方があとからきましたね!
奥の席に。

この写真は誰が取ったのかな。もしかしたらあなたのグループの方が取ったのかもしれません。良く覚えていません。

ところであなたはどこの方なのでしょうか。

楽しそうですね。

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