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« 純米酒フェスティバル2009春 その2 | トップページ | 山形県新酒鑑評会 »

2009年4月22日 (水)

新世代栃木の酒 新酒発表2009

ちょっと時間がたちましたが、4月15日の水曜日に王子駅前の北とぴあ13階飛鳥ホールで栃木酒造組合による、新世代栃木の酒の新酒発表会2009が開催されました。これは13:30から16:30までの小売りや飲食店などの業者対象の第一部と、18:30から20:30までの一般対象の第2部に分かれていて、1部は無料、2部はお弁当がついていて300名限定の有料((3000円)に分かれていました。

僕は今回は業者として第1部に参加しました。時間通り13:30分に到着しましたが、さすがに業者対象なので、人も少なくゆったりと回ることができました。でも参加している蔵は25蔵でしたので、3時間かけてすべての蔵を試飲する意気込みで一番の蔵からスタートしました。でも2時間たって15の蔵をまわり、しかもかなり酔いもまわってきていて、最後は少し駆け足で試飲したので、ゆっくり試飲できなかっただけでなく、酔っていて記憶も定かでありませんでした。結果的にはお酒も結構すごい量飲んでいるものと思われます。

栃木の蔵はほとんどが1000石以下の小さな蔵が多いけど、杜氏も若手に変わっているところが多く、新し試みやこだわりを持った蔵が多くなっているように感じました。すべての蔵の紹介はできませんので、僕の気にいった蔵だけをご紹介します。ご紹介しなかった蔵はダメな蔵かというとそんなことはなく、たまたま写真を撮りそこなったので、ブログに書かなかったり、紙面上書きそぶれたり、記憶が定かでなかったりして書けなかった蔵もありますので、お許しください。

1.飯沼醸造 杉並木・姿

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ここでは専務取締役の飯沼徹典さんにお話しをお聞きしました。写真の左3本かいずれも純米吟醸無ろ過生原酒で酒米が違うだけです。

左から山田錦、雄町、五百万石そしてその右が杉並木純米吟醸、吟醸生酒と並んでいます。杉並木と姿の違いは姿は無ろ過生原酒だけをそう呼んでいるそうですが、姿は仕込み量が少なく600kgの1本仕込みで、そのまま瓶詰めしたもののようで、それだけ品質管理が厳しいお酒といえるのかもしれません。

この蔵の味はいずれもしっかりしたうまみのある酒つくりです。だから先ほどの姿の3種類の酒の味は思った程酒米の違いが出ていないような気がしました。

2.片山酒造 柏盛(かしわざかり)

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片山酒造は日光の近くにある生産量100石の非常に小さな蔵です。写真の左側にいる人が社長の片山貴之さんで、その方にお話を聞きました。

右の写真の左から2番目のお酒が大吟醸ほほえみです。このお酒は、去年の関東信越鑑評会で優秀賞を受賞をしたそうで、さすがにバランスに良いお酒でした。小さいながらも新潟の野積杜氏の指導のもと良いお酒を造っています。こういう小さな蔵は応援したいですね。

3.第一酒造 開華

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佐野市にある第一酒造ですが、栃木県で最も歴史のある蔵元で、味としては柔らかい味わいが特徴です。左の写真の右側の人が専務取締役の島田嘉紀さんです。

どのお酒も結構おいしかったのですが、右の写真のお酒は純米吟醸黒瓶で、瓶火入れ瓶貯蔵をした新商品でこれがおいしかったね。この酒のひやおろしは期待できますね。

この蔵は冬の2月4日の立春を記念して立春朝しぼりを出荷しています。これはその日に全部飲みきることを前提に、その日の朝に絞ったお酒をそのまま瓶詰めして販売すお酒で、各地の酒屋さんが朝5時に車で取りに来るお酒だそうで、50%磨きのお酒を720ml1500円で購入できるそうです。この準備で蔵人は徹夜で準備するそうですが、大人気の商品だそうです。一度飲んでみたいと思いませんか。

4.森戸酒造 十一正宗

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矢板市にある生産量500石の小さな蔵の森戸酒造です。左の写真の方が社長の森戸康雄さんです。森戸さんは東京農業大学の醸造学部出身の方で独自の味のお酒の提供に努力しておられます。

もともと醤油屋の屋号の十一屋を受けついで登録したのですが、日本酒度の±0を意味して、甘からず、辛からずの飲みあきしない気楽に飲めるお酒つくりを意味するそうです。

確かに純米吟醸と大吟醸をいただきましたが、旨みがやわらかく膨らむ味でした。これは仕込み水が軟水のせいもあるそうです。社長の意見ではお酒の良さを判断するには常温かぬる燗で飲むとよくわかるとおっしゃっていました。僕も同意見です。花酵母のお酒も造っておられて、今後が期待できる蔵だとおもいます。

5.相沢酒造 愛の澤

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佐野市にある生産高300石の小さな蔵です。左の写真の方が栃木県初の女性杜氏の相澤晶子さんです。まだ若いけど家の後を継いで頑張っておられて、お忙しいのでなかなか結婚できないとおっしゃっていました。

色々とお酒を飲んでみましたが、僕が気に入ったのは今季限定の愛の澤純米吟醸ひとごこちです。栃木県産のひとごこちを50%精米した純米吟醸で、山田錦ほどふくらみはないけど旨みはしっかりあって嫌みのないきれいなお酒に仕上がっていました。

この時は常温で飲んだのですが、常温でこれだけきれいな味が出せれば大したものだと思います。残念ながらこのお酒はまだ販売していませんが、これからが楽しみです。

6.惣誉酒造 惣誉

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惣誉酒造は芳賀郡市貝帳にある蔵で、生産高は3000石ある中堅クラスの蔵です。今回の展示会の中では大手蔵の一つでしょう。

この蔵の特徴は兵庫県の特Aの山田錦100%を使ったきもと造りにこだわっていることでしょう。左のの写真の方が社長の河野遵さんです。

何といっても驚いたのは右の写真の特別本醸造山田錦65%のきもと仕込みでした。飲んだ後味がフラットな感じでしかも後味が広がるバランスが最高でした。これが1升2363円は超お買い得です。飲んだことのない人はぜひ味わってください。きもとつくりは9人んでもとすりをしているそうで、山廃にしないのはきもとのほうが味がやさしくなるからだそうです。

7.井上清吉商店 澤姫

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宇都宮の近くにあり生産高500石の小さな蔵ですが、地元の水とお米と酵母にこだわって究極の栃木の地酒を目指している蔵です。

左の写真の中でちょっと太り気味の方が、専務取締役で杜氏の井上裕史さんです。

右の写真が今回気に入った2つのお酒です。緑色のラベルが純米吟醸無ろ過生原酒で、栃木県の酒造好適米ひとごこち50%精米、黄色いラベルがきもと純米とちぎ酒14精米60%です。純米吟醸は旨みは抑え気味でも味のバランスが良いので上品な味わいでした。きもと純米酒はメリハリのある旨みのなかで、後味の良いお酒でどちらも捨てがたいお酒です。でも地元のお米にこだわる姿勢は素晴らしいと思います。

8.松井酒造店 松の寿

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この蔵は今回25の蔵が出品していましたが、この蔵は16番目の蔵でしたが、あと9蔵もあったのにもうすっかり酔っ払っていて味はよくわからない状態でお邪魔しました。

酒の写真は撮らなかったのでないのだけど、純米吟醸の山田錦と雄町を飲みました。しっかりとは記憶はないけど結構おいしくてバランスのいいお酒だった気がします。

お写真の右の方が社長兼杜氏の松井宣貴さんです。まだお若いですが、杜氏の勉強をされて最近杜氏になられたようです。そのとなりにおられるのは奥様だと思います。蔵元若葉印のブログを書いている方で、今回の第2部の総合司会をされた方のようです。その内容についてもブログに書かれていますのでご覧ください。http://blog.livedoor.jp/wakabajirushi/

9.若駒酒造 若駒

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この蔵は小山市にある生産高200石くらいの非常に小さな蔵です。写真左のひげを生やした眼の大きな人が社長の柏瀬福一郎さんでその右のかたが息子さんです。創業は古くもう149年にもなるそうです。

右の写真は純米吟醸木桶仕込みのかねたまるという酒です。金尺に太いという字と丸でかねたまるだそうです。ふざけた名前ですね。

飲んでみましたが、今までこの展示会で飲んだ酒のバランスとは明らかに違うけど、口の奥に広がる感じはなかなか悪くない感じでした。酒米はあさひの夢でした。結構酸味が強くマイナスの日本酒度と合わせた独特のバランスの結果ではないかと思います。小さな蔵ですが他の蔵に迎合しない姿勢がいいなと思いました。

ご紹介した蔵以外に良い蔵はいっぱいありました。たとえば有機栽培のお米だけでなくあらゆる薬品からの汚染を避けることにこだわっている天鷹酒造(天鷹)、栃木県でありながら鳥取の酒米の強力を栃木県で栽培したお米にこだわっている杉田酒造(雄東正宗)、蔵元保有の低温貯蔵庫の管理にこだわっている島崎酒造(東力士)、少量生産で県外には出さないというコンセプトで作ったブランド門外不出の西堀酒造(若盛)など挙げればきりがありません。

いずれにしても栃木県の若手蔵元の心意気を感じる新酒発表会でした。また来年もやってね。必ず参加します。

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コメント

続きをよろしくお願いします。

門外不出『若盛』-西堀酒造さん、南部杜氏のコンクール首席受賞酒は最高ですね!但し非売品?出来ることならば特別に出品酒をお願いします。
【極みの会】出品酒決定です。

愛の澤純米吟醸ひとごこちは女性杜氏の味が出ているのでしょうね。

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