Googleカスタム検索

私の好きな日本酒ブログ

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Qchanpapa

  • 日本酒
無料ブログはココログ

« 秋田の酒を楽しむ会 | トップページ | 中能登の御祖酒造 »

2008年3月19日 (水)

奥能登の白藤酒造店

3月15日-16日で、たつなみ酒店の企画で能登から加賀の蔵3件を訪問しました。参加者は男6人で27歳から65歳までの酒好きのメンバーばかりでしたので、盛り上がった大変楽しい旅となりました。最初に訪れたのが輪島市にある白藤(はくとう)酒造店です。朝羽田を10:05のANA747便で能登空港にむかいましたが、飛行時間は正味40分の短いフライトで着きました。それからレンタカーで白藤酒造に向かいましたが、輪島塗で有名なw輪島市の海岸近くの河原田川べりにある小さな蔵で、道に迷ってさんざん探したあげくにやっと到着しました。左の写真が町の中心街の通りでいかにも宿場町の感じです。白藤酒造店は下の写真で大きな松が目立つ蔵でした。

Img_0759_2Img_0764_4 白藤酒造店は1722年に廻船問屋として創業し、江戸末期から酒酒造を始めて、廻船問屋時代の屋号から白と菊酒の菊から白菊と命名したそうです。ただ、全国の白菊と区別するために「奥能登の白菊」を商標にしています。現在の生産量は年間100石(1万升)で非常に小さな蔵です。平成18年より9代目の白藤喜一さんが杜氏として後を継いでおられます。何といっても大変だったのは2007年の3月25に発生した能登半島地震です。震度は6強レベルで中越地震に比較すると比較的小さかったけれど、白藤酒造店の土蔵はほとんど崩れてしまったそうです。

Img_0766 Img_0765_2

左の写真は蔵の柱だけ残っていた土蔵で、壁をすべてやり替えていますので、古い蔵の面影が見える写真です。一番重要な仕込みタンクのあった蔵はすべて崩れたので、取り壊してあたらしく建て替えたそうで、その出来あがった写真が右側です。きれいに改装されています。非常に多額な資金が必要だったと思いますが、皆で力を合わせて何とか復旧されたとのことです。その姿勢に頭が下がります。案内していただいた杜氏のお母さんによると復旧も大変だったけど、これからも大変ですと明るく話された言葉が印象的でした。みんなで応援をしましょう。

そのあと、試飲をさせていただきました。飲んだお酒は以下のお酒です。左から平成9年度産の秘蔵古酒純米吟醸、2007年蔵出しの純米大吟醸、山田錦40%五百万石60%の純米吟醸、五百万石65%精米の本醸造ぼりたて生原酒です。

Img_0770_2 Img_0773_3

この古酒は10年前に製造した純米吟醸の出来が悪くて8年間18度で保管したものを久しぶりに飲んでみたらまろやかでとろりとしていながらいやみのなく口当たりのよいお酒になっていたので、その後瓶に詰めた後2年間低温で保管したものを平成18年に蔵出したものです。色もあまり変色せず、いわゆる古酒の香りが弱くでどうしてこんなお酒が出来たのかとお聞きしましたが、わからないとのことでした。現在残っているだけでこれが売り切れればもう在庫はないそうです。早速2本購入しました。価格は2625円/720ml(税込み)でした。もうお店には在庫がないかもしれませんが、直接蔵と交渉すれば手に入るかもしれません。右の純米大吟醸は地震のとき瓶詰めしていないでタンクに入っていたので無事出荷されたものです。とてもやさしいふんわりした香りがあるけど、さらっとしてのみ易いものの、コクもありうまみも感じるのど越しの良いお酒です。

Img_0771_7 Img_0772_10 次が純米吟醸と本醸造しぼりたてです。藤酒造店さんのお酒はすべて共通の方向性を感じます。製米度が変わればだんだん綺麗さはなくなるものの、やわらかい甘さとうまみがバランスよく味わいがあり後味の良いお酒です。絞りたては瓶詰めしてから1ヶ月くらいたっているので、フレッシュさがなくなっていましたが、飲みやすいお酒でした。

白藤酒造店は生産量が少なく4人で作っているようですが、どのお酒も同じバランスをしているのには感心しました。これは杜氏の白藤喜一さんの技術ではありますが、農大醸造学部が縁で結ばれた奥様も蔵人として協力していて、家族で支えている感じがしました。奥様の雰囲気は明るく楽しい方で、奥様の支えがあるからここまで出来たのではと思います。お二人の写真をお見せしますが、是非皆さん応援をしてこの蔵のお酒を買っていただきたいと思います。

Img_0774

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へクリックお願いします。

« 秋田の酒を楽しむ会 | トップページ | 中能登の御祖酒造 »

コメント

 Qちゃんパパお疲れ様でした!
お忙しい中での蔵廻りでしたが、いつになくレベルの高い? 質問が出て蔵元も驚いていた様子でしたね!? 白藤酒造さんも震災復興で、蔵の再建や酒造りに頑張って欲しい蔵元です。

 今度は上京される際に皆で飲みましょう!!
 
 次の記事を楽しみにしています・・・

遠いところ、わざわざご来店いただきましてありがとうございます。白藤酒造さんのお酒は能登の風土のやさしさがあります。みなさんで応援してください。よろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185718/40544313

この記事へのトラックバック一覧です: 奥能登の白藤酒造店:

« 秋田の酒を楽しむ会 | トップページ | 中能登の御祖酒造 »